第七章 0
色とりどりの宝石が神気を集め動力源としての輝きを放つ。 魔導巨兵の駆動方法を応用した技術により、少数ではあるがリガレア帝国には空を飛ぶ...
第七章 8
「あなたと一緒にブリッツの開発ができるなんて光栄です」 ゼルテナ魔導研究所の所長を務めるセトラが爽やかに微笑んだ。
「なるほど。それで魔導巨兵の動力源である『結晶核』に目をつけたわけですか」 ヴェイダルが長いまつ毛を伏せた。