第八章 12
頭上の太陽に黒い人影が重なる。 垂直に天から落下するように神獣に近づくその影は、黄金に輝く4本の大剣を携えていた。
サブストーリー 4
夕暮れの教皇庁の廊下に、重い足音が響いていた。 聖女ジオッドは報奨金の入った革袋を腰にくくり付けながら、無言で歩を進める。 バイザーで隠...
第四章 22
見渡す限りの空と海。 ゲイルード海上要塞の上空で聖女たちは黒い影の正体と対峙していた。
第四章 12
「はえ~こりゃ大物だ。近くで見るとホントでかいね」 ムーゼルはあんぐりと口を開けたまま、ジオッドがおびき寄せた獣魔を見上げた。