サブストーリー 6
沿岸の小国フィデア。その豊かな土地は周辺国の羨望の的となっていた。鉱物資源をめぐって戦争が繰り返され、フィデアの民も兵も疲弊し切っていた。 ...
第三章 10
「だーかーら。俺がオッさんに力を貸してやるって言ってんだよ」 短い赤髪を揺らして、ゼハインが苛立たしげに眉をひそめる。 小さくため息をつ...
第三章 16
ギサリオ公国の駐屯地、壊滅―― フィデア城の自室でくつろぐゾルオネ枢機卿の元に、不穏な知らせが届いた。