蒼輝の秘宝

ヴァルネイ共和国には、地下深くに忘れ去られた神殿があるという。その入口は朽ちかけた石壁に覆われ、怪しげな気配が漂っている。

内部には薄暗い通路が迷路のように張り巡らされ、足音さえも響き渡る静寂が支配している。神殿の奥深く、古びた石の祭壇の上に、一際美しい青く輝く宝石が鎮座しているという。

その宝石は魔法の力を宿し、手にする者に無限の力を与えると囁かれている。だが、その輝きに魅せられた者が、無事に戻ったことはないらしい。