業火

獣魔を建物の中に閉じ込め、火を放つ。
燃え盛る炎が夜空を照らした。

完全に日が消えたあと、おそるおそる扉を開く。
しかし、そこにあるはずの黒焦げになった獣魔の体はなかった。