輝きの裏の腐敗

アズトラ教の神殿は、市民たちの心の支えとして立派にそびえ立っている。
しかし、その外見は不必要に荘厳で、純粋な信仰の象徴とはかけ離れている。

黄金の装飾が施された巨大な扉、彫刻が並ぶ回廊、天井まで届くステンドグラス。
女神アズトラを祀るために建てられたこの神殿は、市民の信仰心を集めながらも、内部の腐敗を隠し切れない。

上層部の堕落と豪奢な建築は、かえって信仰の純粋さを損なっているように見えた。