深淵の像

人と獣魔の境界を覗いたことにより、気が触れてしまった者をかたどった像。サイズは20cmほど。

神器とされているものの、禍々しいオーラを放っている。
底面にはピズシエと読めるサインが刻印されているが、いつごろ作られたものなのかはわかっていない。
ルモリカ遺跡の奥深くに封印されていた。

悪夢の憧憬
ピズシエは、その手に込められた技巧で名を馳せた彫刻家だった。しかし、彼の心を真に捉えたのは、人智を超えた存在である獣魔だった。
憑魔術
獣魔と融合する三大禁呪のひとつ。

コメント

  1. 匿名 より:

    聖女以外が獣魔と融合するとこうなってしまう訳ですか…。
    この像を撫で回しながら「いとしい しと」と呟くセンスの人がいたら、ため息をついてしまいます。

    • akima より:

      そうなんです、恐ろしいですね…
      でも力に惹かれてしまうものだと思います、人間って
      撫で回すのはちょっと抵抗あります笑

  2. 匿名 より:

    聖女の強みである法力を封じる獣魔がいるとしたら、肉体的には脆弱な気がします。
    外見はインプの様な小悪魔/小鬼、体躯は人間より小さく背には蝙蝠の羽、戦闘能力が低く武器を持っただけの人間でも殺傷し得る。
    法力を阻害する力を持ち、念動力を弱め感応力をほぼ封印する。
    念動力に似た力を持ち、感応力を封じた上でバイザーを顔に張り付かせる嫌がらせを好む、性格は極めて陰湿。
     ゲタゲタと嫌な笑いが木霊する。
    強烈な眩暈に襲われた直後、法力の衰えを感じ視界が闇に閉ざされた。
    バイザーを外そうとしても顔の一部と化した様に取れない。
    「キャアッ!?」後ろから蹴飛ばされ、咄嗟に放ったBLITZが闇に飲み込まれる。手応えは無い。
    4機あったBLITZの内3機は念動力の有効範囲が狭まった時に制御を離れ、どこに落ちたか知覚できない。
    「あうっ!?」突き飛ばされ尻餅を着く。
    唯一感知できていた残り1機のBLITZの反応が消え、戻ってこない…。
    嫌らしい嘲笑が響き、もはや隠そうともしなくなった足音が迫って来る…。

  3. アルストロメリア より:

    人型の獣魔もいるんですか

    • akima より:

      人型はいないですね。
      獣魔なので全身が毛でおおわれ、四足(よつあし)で歩く動物…がメインになってます。
      鳥みたいなのはいたりしますけど笑

  4. 聖剣の目隠し乙女 より:

    ゴゼン「遺跡の守り手を倒してようやく得られた神器が、この気持ち悪い像?」
    ゼイシグ「回収して帰還しよう。メレザル、どんな力が込められているか分かりそうか?」
    メレザル「流石にどんな効果かは分からないわ。ゼイシグ受け取って」
    ゼイシグ「古代の遺物は頭脳派のバッファーにこそ相応しい」
    メレザル「杖より重い物は持てないわ。ゴゼンお願い」
    ゴゼン「スピード命の私が余分な荷重を持ったら、お終いでしょ。ゼイシグなら楽勝じゃない?」
    ゼイシグ「恋愛運を呪われそうな、この像を運ぶのは無理だ」

    • akima より:

      ちょっと触りたくない気持ちはわかる!
      わかるけどギルゼンスのために持って帰る一行。
      みんなで押し付けあってるの面白いですね笑