グラジェリ

第六章

螺旋の凶牙

煙がゆらりとのぼる東の門。まるで何かが大きく爆発したかのように瓦礫や土埃が散乱し、かすかに焦げたような匂いが漂っていた。そこへ駆けつけた聖女ベルザリアは、警戒を解かぬよう剣を握りしめ、周囲に感応力を巡らす。
第六章

荒涼たる大地

灼熱の日差しが、アズカー地方の鉱山を照らしつけていた。荒涼たる大地に吹きつける風は乾いて熱く、中央の華やかな貴族生活とはまるで別世界のようだ。
アタッカー

聖女グラジェリ

「ちぇっ、中央のやつらめ……あたしらだってやれるんだ!」