🌐 Language / 言語
🇺🇸 [English Edition]
🇯🇵 [日本語版]
「アム姉、本当にここで合ってるんスか?」
ファズニルが周囲を見回しながら、たずねた。
岩肌を削って作られた細い通路。

昼間だというのに薄暗く、空気はひんやりとしている。
誰も近づかない場所だと聞いていたが、その理由が少しわかった気がした。
「さあな」
先頭を歩くアムネズは短く答えた。
感応力を広げ、周囲を探りながら進んでいる。
「相変わらず、細かいことは気にしないんスねぇ」
「お前は知っているのか?」
「全然ッス」
ファズニルは即答した。
「ただ、気味が悪い場所だなとは思ってるッス」
「そうだな」
靴音だけが地下通路に響く。
しばらくして、ファズニルが再び口を開いた。
「それにしても、なんで急にこんな場所を調べろなんて言われたんスかね」
アムネズは答えなかった。
出発前のことを思い出していた。
『あなたは私とは正反対ね』
穏やかな声。
『だからこそ、信頼しているの』
その言葉の意味は今もわからない。
「まあいいッスけど」
ファズニルが杖を肩に担ぐ。
褐色の首筋にかかった銀髪が、わずかに揺れた。
「アム姉がいるなら何とかなるでしょ」
「だといいがな」
そう言いながら、アムネズは小さく息を吐いた。
その時だった。
不意に足が止まる。
「ファズニル」
「はい?」
アムネズの声が低くなる。
腰の剣に手を添え、暗闇を見据えた。
「この下に、何かいる」
階段の下から、重苦しい気配がゆっくりと這い上がってきていた。
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コメント
アムネスってそんなに強いんですか?
近接戦闘において並ぶもがいないということはアタッカー最強?
それとも国内に限っての話ですか?
そうですね、ヴァルネイ共和国のアタッカーに限定したら、ということになります。
3国だと現時点ではベスト3に入れるかどうか…みたいな感じでしょうか。
ヴァルネイ共和国のはずれってどこらへんなんだろう?(^_^;)
地図もいつか作って欲しいです!
ご要望ありがとうございます!
地図は内々では作っているので、一度まとめてから公開したいと思います。