第三章 6
「一刀両断ってヤツよ。おめえらにも見せてやりたかったぜ」 兵士長は朝から上機嫌だった。
第三章 18
砂糖と焼けた小麦の甘い香りがする。 14歳になるパルゼアのために、父ウォランドがケーキを焼いてくれたのだ。
第二章 26
水平線に向かって日が落ちていく。 増援の依頼のためにゲイルード海上要塞を訪れたズィーグレが見たものは、巨大な獣魔の影だった。