パルゼア

第七章

昇華の秘法

「なるほど。それで魔導巨兵の動力源である『結晶核』に目をつけたわけですか」ヴェイダルが長いまつ毛を伏せた。
サブストーリー

甘口の約束

「ん~甘っ! 美味しいけどさ。子どもが好きそうな味よねぇ」薄いピンクの髪を揺らして聖女ロズタロトは大げさに肩をすくめた。文句を言いながら、ふたつめのケーキに手を伸ばす。
第四章

無比なる力

「ヴィゾア様、今のうちに逃げますよ」全身が海水でびしょ濡れになったウェレジアが、海上要塞の屋上に座り込むヴィゾアに声をかけた。手に持った盾型のブリッツは、中央が大きくへこんでいる。
第四章

不和の王者たち

見渡す限りの空と海。ゲイルード海上要塞の上空で聖女たちは黒い影の正体と対峙していた。
第三章

獣魔の足音

「生まれ出づる喜び――それも束の間の夢。刹那の美しさ 深き哀しみを宿す」病室に穏やかな声が響く。ゼルロズは花瓶から一輪の花を手に取った。薄いピンクの花びらが小さく揺れている。
第三章

機迅の闇刀

「バカ!無謀すぎるわよ!」ロズタロトはダルガロスの真横を飛びながら、前足の関節に弾丸を集中させた。勢いが少しだけ弱まる。しかし、近づきすぎたロズタルトは突進する巨体に跳ね飛ばされた。
第三章

不退の重盾

「還れ――闇の棲家へ」法力を込めた黒い大刀が薄く光を放つ。
第三章

巨獣の降臨

街の広場で大々的な儀式の準備が進められている。怪しげな祭壇の中央では、フィデア領を統治しているゾルオネ枢機卿が魔法陣を描いていた。
第三章

力尽くの正義

天啓を受け、念動力と感応力に目覚めた時――オルゼトは世界を変えられると思った。
第三章

変転の首都

🌐 Language / 言語🇺🇸 🇯🇵 穏やかな昼下がりだった。帝城の広間には十数人の聖女が集まっている。それぞれが、武器を浮かべたまま静かに待機している。張り詰めた空気。誰もが異変の気配を感じ取っていた。その静寂を破るように、広間の扉が...