刹那の勝機

「くっ…!」 「なんだよ、この氷はよ!うぜえ!」 グレイザたちの半身を覆う氷は分厚い。 ブリッツで砕くとしても数十分はかかるだろう...

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神眼の導き

「さて、話してもらうよ。なぜ天獣をけしかけたんだい」 冷たい海風を背に、グレイザが静かに問い詰める。 対峙するラージェマは静かに歩み...

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天上の煌龍

海上を吹き抜ける乾いた風が、剣呑な気配を運んできた。 透き通るような青空の下、巨大な影がゆっくりと降下してくる。

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交わる運命

傾いた陽が海面を金色に染め、波のゆらめきに合わせて光が踊っている。 アムネズはひとり、沿岸にそって飛んでいた。

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宿命の閃刃

天啓が降りたあの日、グレイザの心に宿ったのは復讐の二文字だった。 神意など知るよしもない。 ただひとつ確かなのは、この超常の力が仇を討つ...

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失意の燐光

「僕らひとりの力は確かに小さい。だけど、みんなが目標を共にしてまとまれば大きな力になるはずだよ」 エリオンは真っ直ぐにグレイザの目を見てそ...

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崇高なる天蛇

群れのボスと見られるエルパードの鱗は、まるで天の裁きを宿しているかのように美しく輝いていた。 不気味に輝く双眸は鋭く、見つめられるだけ...

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沿岸の攻防

「おばさま、クッキーを焼いてみたんです。後で一緒に食べましょ」 聖女ジュレインの屈託のない笑顔。 彼女も望んで天啓を受けたわけではない。...

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凶猛なる老将

「あたしの娘たちを手にかけたんだ。生かしちゃおけない」 血に塗れた聖女を抱きかかえたまま、聖女グレイザは低くつぶやく。 バイザーの下で狂...

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聖女グレイザ

「ナメた真似をするヤツは天獣だろうが神だろうがブッ殺す。それが聖女さ」

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プロローグ

境界の死闘
好奇心の行方
人外の法
ゼタリリアの義肢
教皇庁の使い
聖魔の天啓
血の覚醒
紺碧の巨龍
従魔の契約

第一章

隠し目の守護者
光の戦乙女
女神の教義
アルディウス公爵邸 襲撃事件
ある獣魔の覚醒
復讐の平原
絶叫と決着
雷獣襲来
迎撃作戦
歪む信仰
それぞれの正義
血まみれの追跡者
王国の盾
夕闇の攻防
天をも堕とす
撤退
嘲笑う聖女皇

第二章

海上の決闘
安定と調和
禁断の秘術
孤独感の解消
欺瞞と謀略
遺跡の守り手
朱の彫像
地下神殿へ
光より出でし者
閃光の要撃
凶獣の復活
永遠の約束
鉄槌の聖女
夜明けの盾
夢境の泡沫
開戦の狼煙
逆襲の金猫
刹那の勝機
女皇の継承
睥睨する聖女帝

第三章

現世の真理
血染の祝福
野望の崩落
禁術の伝授
変転の首都
絶空の緋剣
猛進の対価
黒血の沿海
力尽くの正義
国母の出征
哀哭の灯台
巨獣の降臨
不退の重盾
機迅の闇刀
失意の返答
獣魔の足音

第四章

胸中の昏炎
叡智と決意
歴戦の勇士
神世への回帰
開戦の火蓋
焦燥の砲撃
怪鳥の撃墜
甲殻の毒獣
暗海の悪夢
不浄の邪鬼
不和の王者たち
無比なる力
対峙する聖魔
生還の約束

第五章

神去りし地
怠惰の群衆
傍若の凶刃
沿岸の攻防
凶猛なる老将
崇高なる天蛇
失意の燐光
宿命の閃刃
交わる運命
天上の煌龍
神眼の導き
刹那の勝機
見えざる影の青
暗然たるさざ波

第六章

神の血脈
荒涼たる大地
懐疑の闇
華麗なる独善
鎖を断つ声
波乱の合議
欺瞞の視線